月額ソフトウエアサービスプラットフォーム「mercury™」を海外へ展開

~あらゆるソフトウエアを月額サービス化できるワンストップソリューション〜

2015.03.04

Press Release

ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社(本社:東京都港区、社長:瀧 進太郎、以下「BBソフトサービス」)は、会社設立から約10年間、日本国内で展開している月額ソフトウエアサービスのプラットフォームを海外向けに構築し、「mercury™(マーキュリー)」というブランド名で米国ブライトスター社を通じて海外展開を開始します。

「mercury™」は、通信事業者やISPなどの月額課金型のサービスを提供する事業者の課金システムに、さまざまなベンダーのソフトウエアを課金形態に合わせてライセンス管理できるサービスプラットフォームです。BBソフトサービスが約10年にわたって国内で構築してきたシステムをベースに、海外展開向けに新たに構築しました。

ソフトウエアベンダーは「mercury™」と接続するだけで、全世界の通信事業者などのサービス事業者を通して巨大な販売チャネルを利用できるようになります。またサービス事業者にとっても、接続するだけで、世界のさまざまなソフトウエア製品を自社のサービスに取り入れることができます。通信事業者やソフトウエアベンダーが直接システムと接続しようとすると、相手先ごとに専用のシステム開発が必要となったり、各企業によるシステムのサービスレベルが異なったりして、障害発生時の対応や原因究明に多大な労力を割かれるリスクがあります。「mercury™」は各企業間のシステム仕様の差異を埋め、システム連携のための開発コストや運用コストの大幅な削減を実現します。ソフトウエアの年単位の使用期限を月単位の期限で使用したり、1ライセンス契約ごとの利用可能台数を設定したり、上限台数内でライセンスを他のパソコンに移行させたりする機能など、複雑なライセンス管理を行える機能を提供します。またWindows®やMac OS、Android™、iOSなど、異なるOSやデバイス向けに複数のソフトウエアを1つのライセンスに組み込むこともでき、昨今のモバイル利用環境の発展に対応したマルチデバイス、マルチライセンス管理ができることも大きな特長です。さらに異なるメーカーのソフトウエアを組み合わせたサービス形態にも対応可能です。

BBソフトサービスは、協業パートナーであるブライトスター社が「Mobile World Congress 2015」へ出展したことを機に、共同で世界へ向けて「mercury™」の営業活動を行い、世界各国の通信事業者やISPなどを通してソフトウエアサービスを展開していきます。海外でのサービス提供の実績はすでに2社あり、今後、欧州、アフリカ、アジア太平洋地域など、ブライトスター社の国際的な販売ネットワークを通して事業を拡大していきます。

BBソフトサービスは日本国内でソフトウエアサービス事業を展開し、これまで国内の50社を超える通信事業者、ISP、量販店、パソコンメーカーなどの販売パートナーへ、大手セキュリティーソフトをはじめとするさまざまな月額ソフトウエアサービスを提供してきました。日本国内における課金ソフトウエアライセンス数は、2015年内に1,000万件を超える見込みです。

ロゴ

システム図

以上

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