BBSSセキュリティ・情報モラル
啓発活動リポート

セミナー概要

東京都立つばさ総合高校でのネット安全教室

今回のネット安全教室は、e-ネットキャラバンを通じBBSSへ講演依頼があり、一学期の終業式の日に高校1年生237名を対象に実施されました。1年生のスマホ普及率はほぼ100%。先進的なICT教育のためにスマホの校内持ちこみはもちろん、授業での活用も行われている同校。生徒たちが自主的に利用ルールを学習するきっかけとなるよう、専門家による講演を実施しているそうです。また、事前の打ち合わせで、夏休み時期に起こりがちなSNSを通じたトラブルの予防や対処についても触れて欲しいという要望もあったため、e-ネットキャラバンの内容はそのままに、要望を大幅に取り入れた講演内容となりました。

BBSSシニアエバンジェリストの山本和輝

講師はBBSSシニアエバンジェリストの山本和輝。「皆さん、こんにちは!」と、夏の暑さを吹き飛ばすような元気な挨拶から講演がスタートしました。「インターネットによって自分の世界は広がるが、ひとつ使い方を間違えたら大変なことになる。しかも2022年には皆さんが18歳になって成人すると、悪徳ビジネスやネット犯罪などの標的になることも。それをふまえた上で今日は“大人向けの話”をします」と宣言。インターネットに潜む5つの危険について説明をはじめました。

講演の様子

「ネット依存」「ネットいじめ」「個人情報漏洩」「誘い出し・なりすまし」「著作権・肖像権」「ネット詐欺・悪徳ビジネス」と分類されたテーマごとに事例を紹介し、その弊害や対策までを、高校生にもリアリティのある事例を用いてわかりやすく解説。生徒たちも思い当たる節があるのか、ところどころでうなずいたり、周囲の友人と真剣に話し合ったりする様子が見られました。中でも「個人情報漏洩」の事例として上映した動画を見たときの反応は予想外の手応え。動画の主人公が高校生ということもあって感情移入をしたのか、その恐ろしい内容を見た生徒さんが大きな悲鳴を上げるほどリアルに伝わったようでした。

とにかくトラブルに合わないためには、「関心を持って思考を停止しない」「安全習慣と設定」「セキュリティソフトやフィルタリングの活用」の3つがポイントであるとのべ、「もしもトラブルに巻き込まれたら、決して自分だけで解決しようとせず信用できる大人に相談すること」と何度もメッセージしました。

そして最後に子どもを見守る先生方へは、大人たちの心得として「失敗を馬鹿にしない、怒らない」「どこに聞けばよいかを知る」「お互いに教えあうことで学んでいく」ことが重要だと述べて締めくくることに。最後には会場から質問が寄せられるほど、生徒の皆さんがしっかり自分ごととして受けとめてくれたようでした。

参加者の声

参加者の声

講演終了後に、学年ご担当の平澤先生、伊藤先生に今回の講演についてお聞きすることができ「スマホの使い方はホームルームの時間に少しふれるくらい。そういった意味で、今回の講演は非常に良い機会でした」との感想をいただきました。内容について「動画やネット詐欺の実例などをまじえてわかりやすく伝えていて、生徒の反応を見る限りでは、インターネットの危険を身近に感じてくれたのではと思う。夏休み直前というタイミングも良かった。何も考えずにSNSに写真をアップする行為によってトラブルも起こっている。これをきっかけにしっかり考えてくれたらいいですね」と感想を述べてくださいました。

主催者紹介

東京都立つばさ総合学校

2002年に誕生した都立つばさ総合高校は、都立高校2番目の全日制総合学科高校。美術・デザイン、生産・テクノロジー、情報・サイエンスなど実践的な学科が設置されています。緑の多い広大な敷地に特徴的なデザインの校舎をはじめとする充実の設備が配置され、各種部活動も盛ん。熱心な先生方が多く、生徒を手厚くサポートしていると評判の学校です。

主催者
東京都立つばさ総合高校
住所
〒144-8533 東京都大田区本羽田3-11-5
日時
2019/7/19
対象者
高校1年生